早朝の西の空はさわやかでしたが、もう雲がかかって、これからのお天気が危ぶまれます。
雨粒の滴をのせた、ノウゼンカズラの紅い花びら。
我が家の裏庭の花も開き始めました。
さて、世の中の動きに目を向けると、世界でも日本でも、悲惨なできごとがあまりに多いのに、
自分の心が、身辺雑事の範囲を離れないことをいぶかしんでいます。
思いはあるけど、言葉が出てこない?いやいや、思いもあるのやら、ないのやら。
都議選でさえも身近には感じない。都政の転換を願っています。でも、たとえ民主党が第一党になっても、「変わるのかなあ?」とシニカルに感じてしまう。
強者の論理と個人の欲望を煽る経済があまりに、強くなっているこの社会に対して一歩も二歩も身を引いてしまっている。
この無力感。一人ひとりの個人から変わっていかなければならないという理屈はとてもよくわかるのだけど、なかなかハートに火がつかない。
遠いウィグルの人々の痛みを、感じるのだけど、どう表現していいかわからない。
理想論でいえば、もちろん独立応援です。中国4千年の歴史を思っても、今みたいに広い版図の国であったことはほとんどないと思います。チベットもウィグルもみんなそれぞれの民族が暮らしやすいように別個の政治スタイルをとればいいと思ってしまいます。
翻って、この狭い日本で、日本人同士の心の絆もほとんど感じられないで、ただただ経済の論理と、上意下達の精神だけが強められているように感じています。
だれも独立運動なんてしないけど、窮屈さを感じているのは、かの地の人も私たちも同じことのように思います。
でも、わたしは自分一個の生活を守ることで精いっぱい。
自分に連なる人々が幸せでありますように、と祈ることで精いっぱい。
政治の状況にどうにもコミットできないこの心理。無理することはありませんね。
これはこれで、一つの生き方と思います。
でも、こんな書き出しになったのは、久しぶりの【山風蠱】で、以前からの腐敗を正すとき。という易経からのメッセージを受けたからでしょう。
蠱はお皿の上に虫がうじゃうじゃ。放置しておいたら、腐ってしまった!この状況を心を新たにして、丁寧に取り除いていくなら、やがてはまた通りの良い状況になる。という卦です。
私たちの国の政治にも通用する卦ですね。もちろん我が家にも放置しておいて、腐れ果てた部分もありましょう。仕事場にも。
それぞれの分野で、取り除くべき腐敗を考えてみてください。
今日の2爻は、「母の蠱を幹(かん=ただ)す。貞にすべからず。」
父がいなくて代わりに取り仕切ってきた母親が積み残してきた腐敗、乱れの数々を健康な状態にもどしていく。そのさい、相手は柔弱な母であるから、あまり堅苦しく、一直線に改革路線をはしるのはよくない。
腐敗を正すときがきたようです。その事業がうまくいけば、物事通ります。
さて、私も放置しておいた仕事に新たな気持ちで、手をつけて、軌道に乗せようかとそんな動きを始めたところです。
今日は仕事の後、スーパービジョンで洗足まで。
懸案事項に手をつけて行こうと思っています。
でも、あんまり一本気に突っ走らないで、ほどほど、ぼちぼちの精神は大切にしていきます。
では、今日も一日、好い日でありますように。
くんぷう