くんぷうさんの秋便り・・・藍といちじく
今週は、秋を楽しみました。
その1、藍の生葉染め
春に染物屋さんから頂いた、藍の種をプランターに播きました。
5月連休明けに、畑に移植して、夏の間、せっせと草取りをして、こんなに青々と茂っています。
これ位の時(花の穂がでるちょっと前)が一番、生葉の藍(インディゴ)の色が、きれいに出ます。
生葉の色は、きれいな水色。縹(はなだ)色と言われているそうです。浅黄色にも近いかもしれません。
木綿ではほとんど染まらず、絹なら簡単にきれいに染まります。
木綿を染めるには、薬品を使わなくてはならないので、小学生の授業ではちょっと難しい。
先週一週間、あれやこれや実験して、ようやく、最終案がまとまり、絹をとりよせ、火曜日に授業しました。今回は、お客さまもおよびしていましたので、少し緊張。
この方は、春から、畑で仕事していると「それは何ですか?どう使うのですか?」と、声をかけてくださり、藍の成長を見守っていてくださいました。お話ししてみると、学校に関係しているお立場の方。(今は学校評議員という制度があります。)
子どもさんたちの様子も見たいということなので、単に藍染めを体験していただくのでなく、授業にも参加していただくのが良いかと、(もちろんボスの許可も得て)ご招待したのです。
生葉を摘んで、ミキサーにかけて、色水を絞りだします。・・・葉緑素で緑、緑した液なのですが・・・布を浸して、空気にさらして、・・・水洗いして葉緑素の緑を落とすと・・・。
アラ、不思議。布は素晴らしい水色に。
一瞬のうちに変化して、たち現れてくる水色を見ると、大人も子どももはっと息をのみます。
その一瞬が楽しくて、手間暇かけて、藍を育てています。
たった1時間の授業のためにかけた時間ははかりしれませんが、その手間をかけなければ味わえない、喜びですから、山登りみたいなものですね。
その日、大車輪でしたので、写真類はなしです。来週、まだ何人ものお客さんをお呼びして体験していただきますので、写真を撮るチャンスもあるかもです。
時間さえあれば、丁寧な記事(ノウハウ)を作りたいのですが・・・ありますかどうか・・・。
その2、イチジクのジャム作り。
さて、この秋最初の、イベントが終わりまして、気持が緩んでほっとしていましたら、
スーパーで「イチジク」の安いのを見つけました。
この春、オープンガーデンを始めた友人がイチジクジャムを作りたいと言っていて、イチジクの木をプレゼントしたのでした。ついでに我が家でも1本取り寄せて、育て始めています。
(我が家の木になった実をジャムにするには、まだ何年かかかりそうです。)
気持がハイになっていたのでしょうか。
わたしは、その日、無謀にも(疲れ果てていた)イチジク6個入りパックを2個衝動買いしました。
あまい、甘いイチジクでした。酸味がほとんどなかったので、レモン果汁をプラスして、上品な味のジャムが出来上がりました。
とても、美味しいです。昨日、今日、夫や娘夫婦にふるまって、ほめてもらって、ホクホク。
作ったときは、「この忙しいのに、こんなに疲れているのに、キチ・・・外沙汰だあ!!」と自分に突っ込んでいましたが、食べてみると、これもまた、作らなければ、味わえない味です。
早く自前のイチジクでたくさんのジャムをつくりたーーい。
このページ読んでいるお友逹の皆様、そのうちと、期待してくださいね。
あれこれ、秋を楽しんでいるくんぷうでした。
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