1月15日の易経からのメッセージ【雷火豊らいかほう・上爻】大きな家に住んでいても、人影を見ない。さびしいことだ。身の丈に合った暮らしをこころがけてくださいね。規模縮小。
昨日は、以前からの腐れを改善することなく暮らして、凶の憂き目にあいました。ページ更新のためにぎりぎりまで時間を使う、今のやり方はもうやめなくては。
ジョギングでの通勤途上で、ころんでしまって。
そう反省したのに、もう忘れて、今日も上爻のご注意です。
とにかく止めることが大切。
今日の卦爻は、過去一度だけ、いただきました。
頭の中に、解釈組み立てられていますが、・・・過去記事、まんま引用でごかんべんください。
【雷火豊】・・「豊なのは草ばかりじゃ。懐はさびしいし・・・」とぐちりながら、「易経」岩波文庫を開くと、上爻にはろくなことが書いていません。今まで一度も豊かであったことなどないのに、いきなり上爻?満つれば、欠けるが世の習いですが、
いったいどこが満ちていたのか?この陋屋のどこが豊?としばし自問。易のシンクロには信頼をおいています。やはり、卦辞・爻辞のご注意をしっかりと受け止めたいと思います。
外見がどれだけ立派でも中身が乏しいというのは、私自身のことでしょう。
今思い当たるのは、まだまだ未熟で本を読み読み、辞書を引き引き書いているこのブログ。ついついよくわかっていますよ、という口調になってしまうこと。
三年間人を見ず。・・三年間も行方不明またはひきこもり、そういう結果になるのかな?3年間くらいは、一方通行で発信だけと、思っていましたが。(以上2007年の文)
ここで、2010年の感想。そうか・・・三年間、これでよかったのね。さて、今やっているプロジェクトも、あんまり、盛況を期待しないで、三年間の流れでゆったりと、待ちましょう。
今日の得卦 【雷火豊らいかほう・上爻】
卦辞 豊は亨(とお)る。王、之(これ)に仮(いた)る。憂うるなかれ。日中に利(よろ)し。
爻辞(上爻) その屋を豊(おお)いにし、其の家に蔀(しとみ・おおう)す。その戸を闚(うかが)えば、闃(げき)として其れ人なし。三歳見ず。凶。
豊であることは、勢いがあり、実りあり、ということで通ります。まさに王者がここにいる姿です。満つれば欠けるのが、当然ですが、憂うことはありません。いつも日が中天にあるように、勢いを保持するよう心がけましょう。
しかし、今日は上爻です。あなたは自分の内実が整っていないのに、家(外見・入れ物)ばかり立派にしようとしていませんか。家を大きく見せ、すだれを厚くかけて、内実を見せないようにしてきましたね。でもこっそり覗いてみたら、中には誰もいないではありませんか?闃(げき)としてはひっそり静かな様子。このまま3年間も人にあわないようであれば、凶ですよ。
さて、易神からの警鐘をどう聞き、どう対処するか、じっくり考えましょう。
こころと身体をほぐして、爻辞を味わってみましょう。
わたしも今日は時間をかけて、フォーカシングしようとおもいます。また後で。
今日も一日好い日でありますように。
くんぷう
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深く掘ればよいというものではない。求め過ぎると凶。淡々と平常心で。 »
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