12月1日の易経からのメッセージ【雷風恒らいふうこう・3爻】自分の立ち位置に居て。自分らしさを胸に、何があっても踏みとどまっている。
12月の声を聞いたとたんに、寒くなりましたね。師走の冷たい雨にお体、ご用心ください。
これで普通と思いつつ、やはり寒いのは嫌なものです。
近ごろ、体も心も緩んで時間があってもレポート書く気がしません。
追いつめられるのが嫌だと思いつつ、追いつめられるまで書かない。
今日の卦【恒】は物事をいつも同じようにすることです。りっしん偏は心のありさま、亙はぴんと張った三日月の弦を表すとか。常にピンと張りつめた心でいるのが、恒だということ。
そんなことできる人は聖人のみでしょうけど。
今日の爻は、それができないので、羞じを承けるとあります。
羞じを覚悟で、緩んでいたいのが、私の願望。
近ごろ、本当に課題に取り組む気力がなくなっていて、困ったものです。
それでも、困ったままで、今の場所に立ち続けようと思っています。遁走はしない。
いつかまた、気持ちの流れが変わることもあろうかと・・・・。
今日も一日、好い日でありますように。
くんぷう
過去記事です。
【雷風恒らいふうこう】恒は亨(とお)る。咎なし。貞に利(よろ)し。往く所あるに利し。
恒のときは、物事は通ります。願いはかないます。心配いらない。心を動かさないで貞でいればいいのです。進めていることは進めてよい。
その3爻。その徳を恒(つね)にせず。或いは之に羞(はじ)を承(う)く。貞(ただ)しけれども吝。
恒常ということの徳が守られないと、恥をかくことになる。失敗もする。心正しくして動かないでいても、なかなか大変。・・・
この卦がでたら、すこし倦怠期?事業にしても、夫婦の仲にしてもあるていど進んだ段階です。このままで、いいのか他の事をしたほうがいいのか?もっといい方法もありそうなものだなあ。と、迷いが出ています。
私の今の状況なら、学び続けるのが嫌になったとか・・・。
でも浮気をしたり、事業拡張、多角経営、パートナーを変えるそういう変化を望めば、かえってうまくいかなくなる時なのです。今は心を動かさずに始めた事を守っていきましょう。
守っていくということは、心ただしく、動かないでいても窮屈なことなのです。ただしくしていても葛藤ありということです。踏ん張りどころですね。
風も雷も天変です。この卦は大変なときこそ、恒常を保つことの大切さを教えてくださっているのです。
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